こんにちは!
今回は「県立四季の森公園」(横浜市)で「冬をゆったり楽しむ」ための記事をお届けします。
「冬の公園って寒そう」「花もないし、見どころがないんじゃ…?」と思う方もいるかもしれません。でも、実は冬こそ自然の静けさに癒される季節なんです。
四季の森公園では、葉を落とした木々がつくるやわらかな陽だまり、冬ならではの野鳥や草花の観察、落ち着いた景色の中を歩く静かな散策など、ほっと心が落ち着くひとときが味わえます。
寒い季節だからこそ気づける魅力をご紹介します!
冬の四季の森公園の見どころとは?
冬の四季の森(横浜市)は、華やかさはなく控えめですが、しっとりとした魅力があります。落葉した雑木林や池の景色、野鳥の鳴き声が響く中、ゆっくりと歩く時間は、まさに「癒し」。
冬でも楽しめる主なポイント
- 雑木林の風景(枝のシルエットが美しい)
- 水面に映る空の色や木々
- 冬に咲く花や木の実の観察
- バードウォッチング(葉が落ちるため観察しやすい)
「自然観察」という視点で歩いてみると、春夏秋とはまた違った世界が広がっていますよ。
▼冬の静かな四季の森公園、静寂が感じられます。


冬の自然観察のすすめ
寒さの中でも、四季の森公園では意外とたくさんの生き物たちが活動しています。特にバードウォッチングや木の実探しが人気です。
冬に見られる野鳥たち
葉が落ちることで見通しがよくなり、野鳥観察にはぴったりの季節。
- シジュウカラ:かわいらしい姿と鳴き声で人気
- ジョウビタキ・ツグミ:冬鳥の代表格
- カワセミ:池や小川周辺で見られることも!
(四季の森公園では、冬でなくとも、真夏以外は見られます)▶【参照】私が撮った「カワセミ」
何とも言えない冬の「しょうぶ園」
四季の森公園には「しょうぶ園」があります。6月頃になると、まわりの緑の森の中に花菖蒲(はなしょうぶ)が咲きほこります。
その「しょうぶ園」も冬の時期、まわりの森は枯れ木となり、しょうぶ田は枯葉の絨毯(じゅうたん)となります。冬の朝に行くと、何とも静寂な凛とした雰囲気でいいんですよね。
冬の四季の森公園も防寒対策をして、ゆっくり散策してみませんか?癒されますよ!
▼左側 : 冬の何もない「しょうぶ園」
▼右側 : 花菖蒲(はなしょうぶ)の咲き始め頃


冬に咲く花&マスコット⁉
冬の花は控えめながら可憐。静かな中でこそ、その美しさが引き立ちます。
目を凝らして歩いてみると、小さな発見が次々と見つかります。
- ロウバイ(蝋梅):透明感ある黄色い花(1月頃)
- スイセン(水仙):香りもよく、道沿いで見かけることも
- ツバキ(椿):赤やピンクの花が冬の森に彩りを添えます
- 赤い木の実(ナンテン・マンリョウなど):小鳥にも大人気
「四季の森公園」を散歩していると、よく黒白の猫を見かけます。どうやら園内に住みついている様なんですね。毎年みかけるので、猫好きの私にとっては四季の森公園のマスコットです♪
▼左側 : 椿(椿の横の枯れ木は桜の木)
▼右側 : 冬の陽だまりの黒白の猫ちゃん♪
私はしょうぶ園前に広がる森の斜面で、3匹の黒白猫を見たことがあります。
冬に見ることが多い気がするのは、ひなたぼっこに出会っているのでしょうか⁉。


冬のおでかけに最適な服装と持ち物
寒さ対策をしっかりすれば、冬のお散歩はとっても快適です!
服装のポイント
- 重ね着+風を通しにくいアウター(ウィンドブレーカーやダウン)
- 手袋・マフラー・耳あて(体感温度がぐっと上がります)
- ニット帽+ネックウォーマー(特に朝夕は冷え込むため)
- 歩きやすい防寒シューズ
木道や林道は少し湿っていることもあるので、すべりにくい靴がおすすめです。
持ち物リスト
- 温かい飲み物(魔法瓶に入れて)
- ポケットカイロ(使い捨てカイロ)
- 双眼鏡(バードウォッチング用)
- カメラ(霜や朝の光が美しい日も)
- ティッシュ・ゴミ袋(自然を大切に♪)
子連れにも優しい冬の楽しみ方
冬場は寒さが気になりますが、子どもと一緒に静かな自然を楽しむにはぴったりのシーズンでもあります。夏とは違った趣で、四季の森を楽しんでください。
冬でも遊べるポイント
- 落ち葉の山で遊ぶ(ふわふわの落ち葉は最高の遊び道具)
- 枝や木の実を拾って観察・クラフト
- 冬鳥探しゲーム(観察ノートをつけるのも◎)
- 芝生広場で凧あげやボール遊び(晴天時)
また、「四季の森公園」北口にあるビジターセンターでは、季節の展示をしていることもあります。
けして広くはないですが、ちょっとした学びの場です。
▼左側 : 写真左の建物が四季の森公園管理棟(管理事務所)
右の建物が「ビジターセンタ」
▼右側 : 「ビジターセンター」の入口


冬の撮影スポットとおすすめ時間帯
冬ならではの「静けさと光」を切り取れるのも、この時期の魅力。朝の霜や夕暮れの柔らかな光など、シャッターチャンスがいっぱいです。
撮影におすすめの時間
- 朝の時間帯(9時〜10時頃)
光が柔らかく、野鳥も活発。人が少なく落ち着いて撮影ができます。 - 夕方前(15時〜16時)
木々の影が伸び、ノスタルジックな雰囲気に。
しかし、冬はあっという間に暗くなるので、注意が必要です。
映える構図のヒント
- 水面に映る木々や空(池・湿地エリア)
- 木の間から差し込む日差し(雑木林)
- 霜で白くなった落ち葉や芝生(朝のチャンス!)

まとめ|四季の森公園の冬は静けさを楽しむ癒しの時間
県立四季の森公園の冬は、春夏秋とはまた違った「落ち着いた魅力」にあふれています。華やかではないけれど、だからこそ気づける自然の美しさがたくさん。
・野鳥のさえずり
・静かな雑木林
・冬の澄んだ空と水面
・あたたかい飲み物を片手に歩く癒しの時間
日々の忙しさに疲れたとき、静けさの中で自分を取り戻したいとき、四季の森公園の冬はそっと寄り添ってくれる場所です。
ぜひこの冬、あえて「冬の公園」に出かけてみませんか?
新しい季節の楽しみ方が、きっと見つかりますよ。