横浜市青葉区に位置する広大な自然公園、こどもの国は、一年を通じて様々な遊びを提供していますが、冬の期間には、特に家族連れに人気の特別なアクティビティが登場します。それが、冬季限定のアイススケート場です。澄み切った冬の空の下、子どもから大人までが氷の上を滑る楽しさを満喫できる、冬ならではのレジャースポットです。
注)2025年10月現在、今季アイススケート場の営業時間はまだ発表されていません。
ご利用前には公式サイト等でのご確認をお願いします。
こどもの国スケート場の基本情報
こどもの国のスケートリンクは、開放感あふれる屋外リンクという点が大きな魅力の一つです。しかし、天候の心配はいりません。リンク全体には、大型の屋根(テント)がしっかりと設置されているため、冷たい風をある程度遮り、また、多少の雪や小雨程度であれば濡れることなく安心して滑走を楽しめます。この屋根があることで、太陽の光を浴びながらも直射日光を避けられるため、快適性が増しています。初心者の方々も、屋内リンクのような密閉感がなく、広々とした空間で伸び伸びと練習できるのが大きな特徴です。
このスケートリンクが設けられる場所は、実は夏季にはプール営業時の休憩エリアとして利用されている場所です。季節の移り変わりとともに、利用形態がダイナミックに変化するのも、こどもの国ならではの面白いポイントと言えるでしょう。
注)2025年9月現在、今季のアイススケート場の具体的な営業開始日や詳細な営業時間についてはまだ発表されていません。ご来場を計画されているお客様は、最新かつ正確な情報を得るため、必ずこどもの国公式サイト等で事前にご確認いただくようお願い申し上げます。
こどもの国スケートリンクの魅力と基本情報
こどもの国スケート場は、冬の寒さを利用して運営される季節限定の施設です。例年の運営実績に基づく基本情報は以下の通りです。
- 営業期間:例年、本格的な冬の到来に合わせて12月中旬頃にオープンし、2月下旬頃までの約2ヶ月強にわたる冬季期間に営業されます。
- 営業時間:通常は午前10:00の開場から午後4:00までの時間帯で滑走が可能です(安全管理のため、最終入場は午後3:00頃が目安となります)。
- 場所:園内の中央広場からほど近いエリアに特設されます。プール営業時に休憩スペースとなる屋根付きの場所を目印に探してください。
屋外リンクの最大の魅力は、やはり冬ならではの澄んだ空気を感じながら、思い切り体を動かせる爽快感です。夜間営業は行っていませんが、日中の明るい時間帯に、家族や友人と一緒に気持ちよく氷の上を滑走する体験は、冬の思い出作りに最適です。広い空の下、体を動かして寒さを吹き飛ばしましょう。
利用料金(2025年最新版)
こどもの国スケート場の利用料金は、多くの家族連れが気軽に楽しめるよう、比較的リーズナブルな価格設定となっています。入場料に滑走料が含まれているため、非常にわかりやすい料金体系です。最新の料金目安は以下の通りです。
入場料(滑走料込み)詳細
大人(高校生以上):1,200円前後
小中学生:600円前後
未就学児:無料(ただし、未就学のお子様の安全確保のため、保護者の方の同伴が必須条件となっています)
必須・選択オプション料金
- 貸し靴レンタル:500円前後。スケート靴をお持ちでない方も、ここでレンタルすればすぐに滑走可能です。特に小さなお子様向けに、15cm程度から幅広いサイズが用意されているため、初めてスケートに挑戦するお子様も安心して利用できます。
- 観覧料(滑走しない方):200円前後。滑走せず、付き添いやリンクサイドからの見学のみを希望される方は、こちらの料金で入場・観覧が可能です。
※上記の料金は2025年現在の運営実績に基づく目安であり、変動する可能性があります。ご来場直前に、必ずこどもの国公式サイトにて正確な最新の料金情報をご確認ください。
混雑する時間帯と回避のコツ
こどもの国スケート場は、冬季の週末や学校の冬休みシーズンになると、多くのお客様で賑わい、特に日中は大変な混雑が予想されます。快適に、待ち時間少なくスケートを楽しむためには、時間帯を選ぶことが重要です。
混雑のピークと注意点
- スケートリンクが最も混み合うのは、一般的に来場者が増える午前11:00頃から午後2:00頃にかけての、お昼ご飯を挟んだ時間帯です。
- この時間帯は、リンク上だけでなく、レンタル靴の貸し出しカウンターにも長い行列ができることが多く、滑り始めるまでに時間がかかる可能性があります。
空いている時間帯とおすすめの訪問方法
- 比較的空いていて、リンクをのびのびと滑ることができるおすすめの時間帯は、午前10:00の開場と同時、もしくは午後になって帰宅する人が増え始める午後3:00前後です。
- 混雑を絶対に避けたいという方は、開場時間と同時に入場するのが一番の攻略法です。この時間帯であれば、待ち時間も少なく、氷の状態も良好な中で、ゆったりと練習や滑走を始めることができます。
🔽夏には休憩所として利用される屋根の下が、冬には冷気を閉じ込めたアイススケートリンクへと姿を変えます!

初心者・ファミリー向けのポイント
こどもの国スケート場は、スケート初体験の方や、小さな子ども連れのファミリーが安全かつ楽しく利用できるよう、様々な配慮とサービスが整えられています。
初心者でも安心できる設備
- 手すりエリアが広い:リンクの外周に沿って広範囲に手すりが設置されています。スケートが初めてでバランスを取るのが難しい初心者や、小さなお子さんの練習に最適です。手すりをしっかり掴みながら、安心して氷に慣れることができます。
- ヘルメット・プロテクターの無料貸し出し:安全対策として、ヘルメットや肘・膝用のプロテクターの無料レンタルが用意されています。転倒時の衝撃から頭や関節を守るため、特に小さなお子様や転倒に不安がある方は、積極的にこれらを利用しましょう。
- 親子で楽しむ環境:未就学児の保護者同伴必須というルールにより、親御さんがお子様の近くで見守り、一緒に氷の上で楽しい時間を過ごせる、安全性の高いファミリーフレンドリーな環境が提供されています。
初心者向けの服装・持ち物リスト
初めてスケートに挑戦する方や、小さなお子様連れで冷え込みが心配な方は、以下の準備をしていくことで、より快適にスケートを楽しめます。
防寒と安全のための準備
- 厚手の靴下:レンタル靴を利用する際は、足と靴の間にクッションを作り、足の痛みを軽減するためにも厚手の靴下を履きましょう。また、防寒対策にもなります。
- 手袋(必須):手袋は防寒はもちろんのこと、転倒して手をついた際のケガ防止に不可欠な安全対策グッズです。多くのスケート場では着用が必須とされていますので、必ず持参してください。
- 動きやすい防寒着:屋外リンクのため、防水性・保温性のある服装がおすすめです。スキーウェアや、撥水性のあるダウンジャケットなど、暖かく動きやすい服装を選びましょう。
- 帽子や耳あて:体温が奪われやすい頭部や耳の防寒は非常に重要です。帽子や耳あてを着用することで、寒さを感じにくくなり、長時間快適にスケートができます。
- 替えの靴下・手袋:特に小さなお子様は、転んだり雪で遊んだりして手袋や靴下を濡らしてしまうことがよくあります。冷えたままにしないよう、替えの靴下と手袋を予備で持っていくと非常に安心です。
雨天・積雪時の営業状況
こどもの国スケート場は屋外施設のため、天候状況によって営業内容が大きく左右されます。来場当日の天候を必ずチェックしましょう。
悪天候時の営業判断
- 小雨程度:屋根がかかっているため、基本的には営業を継続します。ただし、雨の降り方やリンクのコンディションが悪化し、安全が確保できないと判断された場合は、急遽営業中止となる可能性もあります。
- 積雪時:雪が降った場合、リンク上の安全を確保するための除雪作業が必要になります。そのため、オープン時間が遅れることや、積雪の状況によっては終日休止となる場合があります。
- 強風や大雪:来場者とスタッフの安全面を最優先とし、強風や大雪といった荒天時には、営業中止となることが多くなります。
ご来場直前には、必ずこどもの国公式サイトや公式SNSアカウントなどで、その日の最新の営業状況(特に天気に関する情報)を確認してからお出かけいただくことを強く推奨します。
食事・休憩スポットとの組み合わせ
スケートでたっぷり汗をかき、体が冷えたあとは、温かい食事や飲み物でリフレッシュしましょう。
温かい食事と休憩の場所
- スケート場から近い場所にあるレストラン「さんかくぼうし」(正面入り口を入って左横付近)では、スケート後の冷えた体に嬉しいカレーやラーメンなど、体が温まるメニューが充実しています。家族みんなで温かいランチを楽しむのに最適です。
- また、スケートリンク周辺の売店でも、ホットドリンクや軽食が販売されています。こちらを利用して、冷え切った体を休ませながら、次のアクティビティに向けてゆっくりと過ごすことができます。
アクセス方法
こどもの国スケート場へのアクセスは、公共交通機関、車どちらを利用しても便利です。
- 電車でのアクセス:東急こどもの国線の終点「こどもの国駅」で下車し、徒歩約3分で正面入り口に到着します。電車を利用すれば、渋滞の心配もなくスムーズにたどり着けます。
- 車でのアクセス:専用の駐車場(有料)が利用可能です。ただし、冬季の週末や休日は、駐車場の混雑が予想されます。スムーズに入場するためにも、なるべく早めの到着をおすすめします。
▶こどもの国の料金・アクセスはこちら
まとめ
こどもの国スケート場は、豊かな自然に囲まれながら、手軽に本格的な冬の体験ができる特別なスポットです。
料金も手頃で、初心者や小さなお子様へのサポート体制も充実しているため、スケートデビューに最適な場所と言えるでしょう。
最終チェックポイント
- 営業期間:12月中旬〜2月下旬の冬期限定です。
- 料金の目安:大人約1,200円、小中学生約600円、貸し靴500円とリーズナブルです。
- 混雑回避:11:00〜14:00がピーク。開場直後か午後遅めが狙い目です。
- 持ち物:防寒・防水の服装と、特に手袋は必須です。
- 天候確認:雨天・積雪時は、必ず公式サイトで営業状況を事前に確認しましょう。
家族やご友人とともに、横浜の青空の下で楽しむスケート体験は、きっと忘れられない冬の素敵な思い出になるはずです。この冬は、こどもの国で、氷上の歓声を響かせてみてはいかがでしょうか?


