横浜市にある「こどもの国」は、広大な敷地内に展開されるユニークな遊具や豊かな自然体験だけでなく、来園者の胃袋を満たしてくれるグルメスポットも充実しています。その中でも、子ども連れのファミリー層から特に高い人気を集めているのが、正面入口近くに位置するレストラン「さんかくぼうし」です。
「さんかくぼうし」は、園の正面入り口から入ってすぐの左手、広々としたらくがき広場の近くにあります。今回は、2025年最新の情報として、この人気レストランのメニューの種類や料金体系、混雑しやすい時間帯、さらにテイクアウトの可否や周辺の休憩所との使い分けまで、利用する際に知っておきたい情報を詳しくご紹介します。こどもの国でのランチやおやつタイムを計画する際に、ぜひお役立てください。
「さんかくぼうし」とは?
レストラン「さんかくぼうし」は、その名の通り、可愛らしい三角屋根の建物が目印となっており、こどもの国のランドマーク的な飲食施設です。園のメインエントランス近くという最高の立地にあるため、入園直後や退園前の食事、または園内を巡る途中の休憩に非常に便利です。
店内は広々とした空間にテーブル席が多く配置されており、ベビーカーでの入店もしやすく、小さなお子さん連れでも周囲を気にせず安心して利用できる環境が整っています。サービスの形式はセルフサービス方式を採用しており、食券を購入してカウンターで料理を受け取るスタイルなので、高級店のような堅苦しさがなく、カジュアルな雰囲気の中で気軽に食事を楽しむことができます。体を動かして疲れた後の空腹を満たすのに最適な、活気のあるレストランです。
メニューの特徴
「さんかくぼうし」の最大の魅力は、幅広い世代のニーズに応える豊富なメニューラインナップが揃っている点です。特にファミリー層に配慮し、子どもたちが大好きな定番メニューや、大人がしっかりと満足できるボリューム満点の食事を提供しています。

【定番の人気メニュー例】
- カレーライス(700円前後):老若男女に愛される定番メニュー。お子さまが食べやすい甘口、大人向けの中辛が用意されており、量が多い人向けに大盛りにも対応可能です。
- ハンバーグプレート(900円前後):メインのハンバーグにごはんとサラダがセットになった、栄養バランスとボリュームを兼ね備えた人気の一品。
- ラーメン(750円前後):醤油味をベースにしたあっさり系のスープが特徴で、子どもでも最後まで飲み干しやすい優しい味付けとなっています。
- うどん・そば(650円前後):温かい和風だしが効いた、小さなお子さんやご年配の方にも人気のメニュー。体が温まりたい時や、あっさりしたものが食べたい時に最適です。
【軽食・デザート類】
- フライドポテト(350円前後):外遊びの合間に手軽につまめる定番スナック。
- からあげ(500円前後):ボリュームがあり、大人のおつまみにも子どものおかずにもなる人気メニュー。
- ソフトクリーム(350円前後):園内散策で疲れた体を癒すのにぴったりのデザート。
- 季節限定メニュー:その季節に合わせたスイーツや軽食が登場します。例えば、夏は冷たいかき氷、冬はおしるこなど、季節感を楽しめるメニューも魅力です。
※上記料金は2025年時点の目安であり、最新の価格やメニューの詳細は、来園時に現地のメニューで必ずご確認ください。

混雑する時間帯は?
「さんかくぼうし」は園内でも非常に利便性の高い場所にあるため、特に食事のピークタイムには大変混み合います。席を確保し、スムーズに食事を楽しむためには、混雑状況を把握して来店時間を工夫することが重要です。
- 12:00〜13:00頃:この時間は、どの日でもランチのピークタイムとなり、レジ前やカウンターに長い列ができ、店内の席が満席になることが多いです。この時間に利用したい場合は、待ち時間を覚悟する必要があります。
- 11:00〜11:30頃:ランチのピーク前なので比較的空いている時間帯です。遊具で遊び始める前に、少し早めの昼食を済ませてしまうのが、時間を有効に使うための一番のおすすめ戦略です。
- 14:00以降:ランチのピークが過ぎると、徐々に空席が増えていきます。たっぷり遊具で遊んだあとに、遅めのランチや軽めの食事を楽しむのも、混雑を避ける賢い方法です。
特に休日やゴールデンウィーク、夏休みなどの長期休暇中は、終日混雑しやすい傾向にあるため、上記のような時間を意識して、早めの来店やピークを外した利用を心がけると、ストレスなく食事を楽しめます。
テイクアウトについて:屋外ピクニックを楽しむ選択肢
「さんかくぼうし」では、店内でゆっくり食事をするだけでなく、一部のメニューについてはテイクアウト(持ち帰り)を利用することも可能です。園内には広大な芝生広場やピクニックエリアがあるため、天気の良い日には外で食事を楽しむという選択肢もあります。
テイクアウトに向いているのは、主にフライドポテトやからあげといった軽食系のメニューです。これらは手軽に持ち運べ、レジャーシートを広げた芝生広場などで、青空の下でゆっくりと食べられます。また、ソフトクリームやかき氷などのスイーツも、園内を散策しながら楽しむ人が多く、テイクアウト利用の定番です。
注意点として、カレーライスやラーメンなどの汁物、または温かいご飯ものは、衛生面や持ち運びの難しさから基本的に店内利用のみとなり、テイクアウトは難しい場合があります。屋外でピクニックを楽しみたい場合は、メニューを選ぶ際に軽食やデザートを中心に考えると良いでしょう。

周辺の休憩所との比較:目的に合わせた使い分け
こどもの国の園内には、「さんかくぼうし」以外にも、食事や休憩ができる様々なスポットがあり、それぞれに特徴があります。目的に合わせて使い分けることで、園内での過ごし方がさらに快適になります。
- 売店(スナックコーナー):園内に点在しており、ホットドッグ、肉まん、飲み物など、手軽に買える軽食が中心です。ちょっとした小腹満たしや、すぐに次のアトラクションに向かいたい場合に便利です。
- 芝生広場:多くの方がお弁当を持ち込んでピクニックを楽しむエリアです。レジャーシートを敷いて、時間や周囲を気にせず自由に食事を楽しみたい場合は最適ですが、食事の準備は自分で行う必要があります。
- ミルクプラント:こどもの国が運営する牧場自家製の牛乳や、それを使ったアイスクリームやデザートが味わえるスポットです。甘いものが欲しいとき、あるいは特別な休憩をしたいときにおすすめです。
これらの施設と比較すると、「さんかくぼうし」は、しっかりと温かい食事やボリュームのあるランチをしたいときに最も適しています。軽食やスイーツで済ませたいなら売店やミルクプラント、本格的に座ってランチを楽しみたいなら「さんかくぼうし」、持ち込み弁当でピクニックなら芝生広場、というように使い分けると、こどもの国での一日が充実します。
利用のポイント
「さんかくぼうし」を快適に利用するための、特に子連れファミリーに嬉しいポイントや利用上のルールもご紹介します。
- ベビーチェア完備:小さなお子さん連れでも安心して座れるよう、ベビーチェアが用意されています。スタッフに声をかけて利用しましょう。
- セルフサービス方式:食券を先に購入し、料理ができたらカウンターで受け取るスタイルです。混雑時は番号で呼ばれるため、食券をなくさないよう注意が必要です。
- 屋外テラス席:天気の良い日や、店内の混雑を避けたい場合は、屋外のテラス席を利用できます。自然の風を感じながら食事をするのはとても気持ちが良いものです。
- 飲食物の持ち込みはNG:レストラン内では、衛生管理や他のお客様への配慮から、お弁当やその他の飲食物の持ち込みは禁止されています。お弁当を食べたい場合は、芝生広場などの指定されたピクニックエリアを利用しましょう。
まとめ
「さんかくぼうし」は、こどもの国を訪れたファミリーにとって、休憩とランチに最も頼りになるレストランです。リーズナブルな価格でありながら、子どもから大人まで満足できるバリエーション豊かなメニューが揃っているため、一日遊ぶためのエネルギーチャージに最適です。
利用する際は、混雑しやすいピーク時間(12:00~13:00)を避けることで、よりゆったりとした時間を過ごすことができます。また、フライドポテトなどの軽食をテイクアウトして、広大な芝生広場でピクニック気分を楽しむのも、こどもの国ならではのおすすめの過ごし方です。
売店やミルクプラントといった周辺の施設との賢い使い分けをすれば、こどもの国での一日はさらに充実したものになるでしょう。次にこどもの国を訪れた際は、ぜひ「さんかくぼうし」で美味しい食事とリラックスしたひとときを過ごし、午後の遊びの活力を満たしてくださいね。


